沈没船内で不明の船長を発見 死亡確認、愛媛沖

※写真クリックで拡大表示します
愛媛県今治市沖で沈没した貨物船「せいりゅう」=2日午後8時33分(今治海上保安部提供)
愛媛県今治市沖で沈没した貨物船「せいりゅう」=2日午後8時33分(今治海上保安部提供)

 愛媛県今治市沖で貨物船同士が衝突した事故で、今治海上保安部は6日、沈没して海底で見つかった「せいりゅう」(716トン、三重県鳥羽市)の船内で男性1人を発見し、死亡を確認したと明らかにした。男性は行方不明になっている船長北井宗祐さん(63)=三重県志摩市=と家族が確認した。同保安部は不明となっているもう1人の捜索を続けるとともに、業務上過失往来危険の疑いで捜査している。

 同保安部によると、せいりゅうは水深約57メートルの海底で発見されており、北井さんは操舵室内で確認された。衝突現場から南西約7キロの海上では無人の救命いかだが見つかり、同保安部はせいりゅうとの関連を調べている。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。