文化遺産「無生野の大念仏」披露 山梨・上野原、安寧祈る

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ユネスコの無形文化遺産登録後、初めて「無生野の大念仏」を披露する住民ら=5日、山梨県上野原市(代表撮影)
ユネスコの無形文化遺産登録後、初めて「無生野の大念仏」を披露する住民ら=5日、山梨県上野原市(代表撮影)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「風流踊」の一つで、山梨県上野原市で伝わる「無生野の大念仏」が5日夜、登録後初めて披露され、住民らが病気平癒や地域の安寧を祈った。

 新型コロナウイルス流行の影響で、3年ぶりの開催となった。住民らが太鼓やかねの音に合わせて太刀や締太鼓を持って踊り、病人役の住民に向けて回復を祈った。

 無生野の大念仏は鎌倉時代末期の皇族を供養するために始まったと伝えられ、毎年2月ごろと8月に行われている。昨年、ユネスコの無形文化遺産に登録された。

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