米最高裁、情報管理ずさん 判決草稿流出の背景か

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米首都ワシントンにある最高裁(AP=共同)
米首都ワシントンにある最高裁(AP=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは4日、米最高裁で判事たちが公務で私用のメールアカウントを使うなど、ずさんな情報管理が横行していたと報じた。最高裁を巡っては人工妊娠中絶を巡る昨年6月の判決前に、判決文の草稿がメディアに流出する異例の事態があった。流出元も特定できておらず、CNNは背景に情報管理の甘さがありそうだと指摘した。

 一部の判事は情報を保護するために設置された安全なサーバーではなく、私用のメールアカウントを使って機微な情報のやりとりをしていた。最高裁職員が自宅で、追跡可能な記録を残さずに文書を印刷することもできていた。

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