胃がん発症、検査で予測へ 福山さん(横手出身)の研究実用化

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研究報告会で発表する福山さん=神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク
研究報告会で発表する福山さん=神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク

 北里大学メディカルセンター(埼玉県北本市)は今年6月から、人間ドックのオプションとして、将来胃がんを発症するか予測する検査を取り入れる。同センター上級研究員で、がん化する直前の細胞が出す特殊なタンパク質「KK―LC―1」を研究する福山隆さん(43)=秋田県横手市出身=の研究成果を実用化した。

 先月27日、神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパークで開催された福山さんの研究報告会で発表された。同センターの人間ドックで胃の内視鏡検査を受診する人が対象で、発がん予測検査の追加費用は2万円程度になる予定。

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