昨年、急激に進行した円安や物価高が、大学生の海外留学に影を落としている。現地での生活費のやりくりに加え、渡航先の選択にも影響が及ぶ。留学が義務付けられる国際教養大では、学生から経済的負担の重さに悲痛な声が上がる。
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「どこまで円安が進むのか不安だった」と振り返る4年の吉田容(いるる)さん(22)=石川県出身。昨年1~5月に米国のジョージワシントン大に留学した。為替相場を気にしたことなどなかったが、気が付いたら毎日チェックするのが習慣になっていた。
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