時代を語る・吹浦忠正(13)やけ酒の身を恥じて
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東京五輪の開会式は昭和39(1964)年10月10日。前日は午後3時過ぎから急に嵐になり、会場に掲揚する国旗は全て撤収しました。すごい豪雨で「開会式は無理だな」と組織委員会の仲間と話していました。準備が無駄になると思ったらむしゃくしゃして、仲間と酒場に繰り出しました。やけ酒です。
店をはしごして10日午前2時過ぎに3軒目を出たと思います。すると豪雨がうそのように収まり、星空が広がっていました。一気に酔いがさめて、国立競技場には何とか集合時間の午前6時にたどり着きました。
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