藤井聡太が初の首位、１億円超え　２０２２年、将棋賞金ランキング

　日本将棋連盟は３日、２０２２年の獲得賞金・対局料ランキングを発表し、最年少で五冠に輝いた藤井聡太竜王・王位・叡王・王将・棋聖（２０）が１億２２０５万円で１位となった。１億円超えと、ランキングトップは共に初めて。八大タイトルのうち過半数を保持した藤井五冠は、２１年の３位（６９９６万円）から順位を上げた。２２年は王将を奪取し、棋聖と王位は３連覇を達成。叡王と竜王では初防衛を果たした。

　２位は渡辺明二冠（３８）の７０６３万円で、３位は豊島将之九段（３２）の５０７１万円。羽生九段はベスト１０の圏外だった。

　女流棋士では、里見香奈五冠（３０）が１位となった。