時代を語る・吹浦忠正(12)日章旗の紅色とは…

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東京五輪の開会式。試行錯誤して作った日章旗が掲げられた
東京五輪の開会式。試行錯誤して作った日章旗が掲げられた

 日本の国旗を作るプレッシャーは大きかったですね。日章旗の中心部分は「紅色」としか定められていません。じゃあ、そもそも紅色とは何かを考える必要があったんです。

 色に詳しい日本色彩研究所と口紅を作る化粧品会社の協力を受け、一般家庭から500枚の日章旗を集めました。昭和30年代はどの家にもありましたからね。もらうわけにはいかないので、私たちが作る国旗と交換する形で譲ってもらいました。

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