秋田県内1~2日は大荒れか 冬型強まる見込み、暴風雪に警戒を
発達する低気圧と強い冬型の気圧配置の影響により、秋田県内は1日から2日にかけて、沿岸部を中心に大荒れとなる見込み。1日昼前から天候が崩れる予報で、夜遅くには暴風雪となる可能性がある。秋田地方気象台は、建物被害や交通障害、高波に注意するよう呼びかけている。JR秋田支社は大雪や強風が見込まれるとして、1日の一部ダイヤで運休を決めた。
気象台によると、1日は低気圧が発達しながら日本海を北東へ進み、2日朝には北日本で強い冬型の気圧配置になる予報。沿岸では雪を伴った暴風となり海上はしける見込み。予想以上に低気圧が発達したり、冬型の気圧配置が強まったりした場合は、内陸でも警報級の風となる可能性がある。
1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は沿岸海上20メートル(30メートル)、沿岸陸上18メートル(30メートル)、内陸10メートル(20メートル)。2日は沿岸海上20~24メートル(25~35メートル)、沿岸陸上15~19メートル(25~35メートル)、内陸10~14メートル(20~25メートル)。波の高さは両日、5メートルが予想される。
気象台は「大寒波に見舞われた1月下旬ほどの荒れ模様になる見込みはないが、被害に警戒が必要」としている。
JR秋田支社は1日、一部路線で運転を見合わせる。花輪線鹿角花輪―盛岡間の下りで午前6時半ごろ、上りは午前11時ごろ、北上線は全区間で午前10時ごろ、羽越線酒田―新屋間は午後8時半ごろから、それぞれ運休する。
31日は、青森県内で線路のポイントが切り替わらなくなり、奥羽線で普通列車の上下計2本が運休し、計3本に最大36分の遅れが出た。花輪線は大雪で上りの普通列車1本が運休した。
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