センバツ出場決めた能代松陽 昨夏の悔しさ晴らそうと猛練習

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 第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園球場)の出場校に選ばれた能代松陽(秋田県能代市)は、粘り強い守りとつながりのある打線が持ち味。昨夏の甲子園に出場した選手がチームを引っ張る。大高有生主将(2年)と保坂大悟(同)の二遊間を中心に守備は堅い。保坂は「日本一の二遊間を目指す。大高との連係はどこにも負けない」と自信をのぞかせる。

■能代松陽、初のセンバツ出場 昨夏に続き甲子園へ
https://www.sakigake.jp/news/article/20230127AK0022/
■センバツ出場決めた能代松陽 昨夏の悔しさ晴らそうと猛練習
https://www.sakigake.jp/news/article/20230128AK0001/

 エース森岡大智(同)は140キロ超の直球と切れのあるスライダーが武器。瞬発力を強化して球速を上げ、直球と変化球のコンビネーションを磨こうとしている。「昨年は先輩たちの夏を終わらせてしまった。リベンジして成長した姿を見せたい」と意気込む。夏の全国覇者・仙台育英との東北大会準決勝で、2失点完投した齋藤舜介(2年)も控える。

グラウンドの雪に飛び込み、喜びを爆発させる能代松陽の選手たち=能代松陽高

秋田県勢のセンバツ出場は10校目 最多は秋田商の6度


 秋田県勢の選抜大会出場は能代松陽が10校目となる。秋田商が6度、秋田と明桜が5度、金足農が3度、秋田工、大曲農、大館鳳鳴、大曲工、由利工が各1度出場し、大館鳳鳴と由利工は「21世紀枠」で選出された。県勢の選抜大会での通算成績は13勝24敗、春夏通算では60勝100敗となっている。

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