東京の物価、41年ぶりの伸び 4・3%上昇、家計に懸念

 総務省が27日発表した1月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く、2020年=100)は、生鮮品を除いた上昇率が前年同月比4・3%と、41年8カ月ぶりの伸びとなった。今後発表される全国指数の伸び率も拡大する公算が大きく、家計への影響が懸念される。日銀が物価高を抑えるため大規模な金融緩和策を見直すとの市場の思惑に拍車がかかる可能性もある。

 東京都区部は光熱費を含むエネルギーが26・0%上昇した。このうち都市ガス代の伸びは39・7%と顕著で、電気代も24・6%上がった。食料は生鮮食品を除いた伸び率が7・4%となった。

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