米、0・25%利上げの公算 上げ幅縮小、景気に配慮
【ワシントン共同】米FRBは金融政策を協議する連邦公開市場委員会を31日から2日間の日程で開く。8会合連続となる利上げを決める見通し。上げ幅についてFRB高官から前回会合の0・5%から縮小すべきだとの発言が相次いでおり、0・25%にする公算が大きい。過度な利上げで景気後退を招かないよう慎重に政策運営を進める狙いだ。
FRBは記録的な水準の物価上昇を抑えるため2022年3月から利上げを始めた。6月からは4会合連続で、通常の3倍の上げ幅となる0・75%の利上げを決定。物価上昇率が縮小傾向となり、12月の前回会合では今回の利上げ局面で初めて上げ幅を縮小した。
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