台湾、新行政院長に陳氏 前副総統、政権立て直しへ

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台湾の総統府で記者会見した蔡英文総統(中央)と陳建仁氏(右)、行政院長を退く蘇貞昌氏=27日、台北(総統府提供・共同)
台湾の総統府で記者会見した蔡英文総統(中央)と陳建仁氏(右)、行政院長を退く蘇貞昌氏=27日、台北(総統府提供・共同)

 【台北共同】台湾の蔡英文総統は27日、総統府で、新たな行政院長(首相)に陳建仁・前副総統を任命したと発表した。昨年11月の統一地方選で与党、民主進歩党(民進党)の大敗を受けた人事。来年1月に実施予定の総統選に向け、政権の立て直しを図る狙いだ。

 民進党の大敗を受け、蔡氏は党主席(党首)を辞任。同党の次期総統候補の頼清徳副総統が今月、党首に就任し、党勢回復を目指す決意を示している。

 蔡氏は陳氏について「ポストコロナの国民生活を立て直す際に最も適した行政院長だ」と強調。陳氏は「台湾の経済と社会の強靱化を図る」と決意表明した。

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