新変異株出現なら対応見直しも 5類移行後、感染症部会

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新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 厚生労働省の感染症部会は27日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」に引き下げることに合意した見解の中で、今後オミクロン株とは大きく病原性が異なる新たな変異株が出現した場合「ただちに対応を見直すべきだ」と指摘した。

 新型コロナではこれまで、さまざまな変異株が出現してきた。昨年の流行「第6波」からは、オミクロン株が主流で、その派生型が次々と広がっている。

 現在、米国で拡大しているオミクロン株派生型「XBB・1・5」はワクチンなどの免疫をかいくぐる能力が高い。世界保健機関(WHO)はその能力を「現状では最高クラス」と推定し、警戒する。

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