スマホ出荷、9年ぶり低水準 インフレ、中国コロナ響く

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米アップルのスマートフォン「iPhone14」=2022年9月、東京都渋谷区
米アップルのスマートフォン「iPhone14」=2022年9月、東京都渋谷区

 【ニューヨーク共同】米調査会社IDCは27日までに、2022年の世界のスマートフォン出荷台数(速報値)が前年比11・3%減の12億1千万台で、13年以来9年ぶりの低水準になったと発表した。世界的なインフレで需要が減少。中国で新型コロナウイルス感染拡大により、米アップルのiPhone(アイフォーン)工場の生産が低迷したことも響いた。

 22年10~12月期の出荷台数は前年同期比で18・3%減少し、四半期ベースで過去最大の減少幅になった。IDC担当者は「(クリスマスの)休暇シーズンの出荷台数が前四半期を下回るのは見たことがない」と述べた。

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