秋田道などで多重事故 視界不良、通行止め相次ぐ
秋田県内の高速道路では25日、多重事故と事故の影響による通行止めが相次いだ。
県警高速隊によると午後1時半ごろ、大館市大子内の秋田自動車道下り線で、本県の7人と青森県の2人が運転する乗用車やトラック計9台が絡む多重事故があった。1人が救急搬送されたが、軽傷とみられる。
事故当時、吹雪で視界が悪くなっていた。事故の影響で午後2時5分から約8時間、鷹巣IC―二井田真中IC間の上下線が通行止めとなった。
また午後0時55分ごろ、鹿角市八幡平の東北自動車道上り線で、乗用車やトラック計5台が絡む多重事故があり、3人が救急搬送された。うち2人が重傷とみられる。事故の影響で、午後1時25分から鹿角八幡平インターチェンジ―安代IC間の上下線が通行止めとなった。
このほか日本海東北自動車道(日東道)でも吹雪の影響などによる通行止めが相次いだ。
県警によると25日は午後4時までに、滑走による路外逸脱や車両追突などの交通事故が一般道と高速道路合わせて44件発生。内訳は物損事故41件、人身事故3件だった。
秋田市の県道秋田昭和線(通称・横山金足線)横山交差点―日赤入口交差点間の約1・5キロは午後3時45分ごろから約20分間、車のスタック(雪埋まり)などで一時通行止めとなった。
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