地域の宝の桜を守る  大館の釈迦内小、住民と共同プロジェクト

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 秋田県大館市の釈迦内小学校の敷地などに立ち並ぶ桜の古木を守り継いでいこうと、児童と地域住民が、樹勢を回復させる共同プロジェクトをスタートさせた。古いもので120年以上前に植えられたと伝わるソメイヨシノが30本以上残っており、地域の宝として親しまれてきた。今後、学校と地域が一体となって枝切りや施肥などに取り組んでいく。

釈迦内小敷地にあるソメイヨシノ。テングス病にかかった枝などが切り落とされた


 佐藤潔校長(58)によると、ソメイヨシノは1902(明治35)年に学校が現在地に移転したことを記念し植えられたと伝えられている。中には高さ15メートル近く、幹回りが4・5メートル超の大木もある。

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