バス運転士、20年で半減 路線廃止や減便、住民の足に影響

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 秋田県内でバス運転士の減少が慢性化し、路線バス事業者が頭を悩ませている。人繰りがつかず、住民に身近な生活路線の廃止や、本数の削減などといった形で利用者にも影響が出ている。公共交通の維持に向け、県や県バス協会などは人材確保に躍起だ。

秋田市内を走る秋田中央交通のバス

 「1年の退職数に対して採用数が少ない。運転士の平均年齢は50歳を超え、高齢化も進んでいる。この減少傾向を止めないと路線バス運行が保てなくなってしまう」

 大館市や鹿角市、能代市など県北一円で路線バスを走らせる秋北バス(大館市)の棚谷貞一取締役事業管理部長は不安を募らせる。

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