横手高文芸部「苦労報われうれしい」 独特な部誌、詩壇で反響

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 横手高校文芸部(部員12人)が制作した部誌が、詩壇で反響を呼んだ。「現代詩手帖」12月号に掲載された詩人らによるアンケート企画で、昨年特に印象に残った詩集の一つに挙げられた。出版元の思潮社によると、高校の部誌が紹介されるのは異例。部員たちは「苦労が報われてうれしい」と笑顔を見せる。

黒地の表紙や正方形のデザインが目を引く部誌。過去に制作した部誌の形式を大きく変えた


 現代詩手帖で部誌を取り上げたのは、仙台市の詩人秋亜綺羅(あきら)さん(71)。誌上で「詩が全部いい。寺山修司もびっくりの一流の編集、完成度である」と称賛した。月刊詩誌「ココア共和国」を主宰する秋さんは昨秋、県内の詩人を通じて部員の作品を知り、招待詩として同誌に掲載もした。

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