物価高、脱炭素、DX…2023年の秋田県経済は? トップの年頭メッセージ

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 秋田県内の企業、団体の多くが新たな年のスタートを切った。県内各界の経営トップは地域経済の飛躍に向けて年頭の抱負を表明。物価高や海外経済の減速に警戒感が強まる中、再生可能エネルギーの産業拠点づくりや新規需要の開拓など、本県の未来を見据え挑戦する姿勢を鮮明にした。トップ3人の言葉を紹介する。

具体的な行動で結果を 秋田酒類製造・平川順一社長


厳しい状況を打破しようと社員らに呼びかける平川社長=秋田市川元むつみ町の秋田酒類製造

 新型コロナ禍に加え、相次ぐ物価の高騰で嗜好(しこう)品にしわ寄せが来ており、清酒業界は大きな影響を受けている。世界の変化は想像以上で、コロナ収束後もこのスピードがさらに加速することは間違いない。

 変化に対応するための重点施策として、ネットショップや純米大吟醸・大吟醸の強化、化粧品事業の育成などを掲げている。さらに、国内市場に比べて大きな伸びが予想される海外、特に米中に力点を置いた取り組みを強化する。コロナ禍を、停滞していた時計の針を進める絶好の機会と捉え、社内改革を推し進めていく。

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