8月豪雨、ミルハス、サキホコレ… 2022年の秋田をふりかえる
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2022年も残すところきょう1日。いまだ収束しない新型コロナウイルス禍の中、8月に県内各地の家屋や農地が豪雨による浸水被害に見舞われた。あきた芸術劇場ミルハス(秋田市)の開館、新品種米「サキホコレ」の本格市場デビューと本県の新たな「顔」が注目を浴びた。羽後町の「西馬音内の盆踊(ぼんおどり)」と鹿角市の「毛馬内の盆踊」を含む24都府県41件の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。ニュースの当事者に一年を振り返ってもらった。

8月豪雨の爪痕深く 今もなお住民不安
8月の豪雨は県内各地に大きな爪痕を残した。五城目町では12日夜に1時間雨量が65・5ミリと観測史上最大を記録。町内を流れる富津内川と内川川が氾濫し、多くの家屋が浸水した。
富津内川沿いにある下山内町内は、特に大きな被害を受けた。「気付いた時には車庫が水に漬かり始めていた。長年この地域に住んでいるが初めての経験だった」。町内会長の大石守さん(71)が振り返る。
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