県産スギ原木山積み、行き場なく 秋田市の合板工場火災が影響

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秋田市河辺の秋田木材流通センターには、スギの原木が例年より多く積み上がっている=21日
秋田市河辺の秋田木材流通センターには、スギの原木が例年より多く積み上がっている=21日

 秋田県産スギ原木の流通が県内で滞っている。10月下旬に新秋木工業(秋田市向浜)の合板工場で発生した火災を受け、納めていた丸太の行き場がなくなったためだ。世界的な「ウッドショック」で一時高騰していた国産材価格が落ち着きつつある中、関係者は危機感を募らせている。

 新秋木工業の火災は10月27日に発生。合板工場内の乾燥機(ドライヤー)周辺から出火し、工場(約2万2千平方メートル)の広範囲を焼いた。原因は調査中。

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