冷凍自販機、県内に続々登場 牛肉、ご当地グルメ…品ぞろえ多彩
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新型コロナウイルス禍で非対面の販売手段が普及する中、秋田県内で「冷凍自動販売機」の需要が伸びている。家で食事をする「中食」が増えたことも追い風となり、県産牛やその加工品、ご当地グルメなどを扱う個性派の自販機が続々と登場。運営事業者にとっては、24時間無人販売で人件費を抑えられる上、気軽に商品を購入してもらえる点がメリットとなっている。
「いい肉の日」に登場、県産牛をお手軽価格で
秋田市中通の「ミートショップちくれん」前で、「いい肉の日」(11月29日)にお披露目されたのは、肉の冷凍自販機だ。扱う商品は秋田錦牛のバラカルビ(150グラム)や、かづの牛の味付きホルモン(200グラム)、ハンバーグ(85グラム2個入り)など5種類の商品。県畜産農業協同組合(加藤義康組合長)が、県産牛の販路拡大を狙い企画した。価格は400~千円と、試してみたくなるような手頃な設定とした。

加藤組合長は「コロナ禍で、人との接触を避けたいという消費ニーズに対応した。近年の冷凍技術の発達により、自販機でも生肉と遜色ないおいしさで提供できるようになった。家で気軽に秋田牛を食べてほしい」とPRした。
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