国際教養大学内で食料品無料配布 学生7人がニーズ調査

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必要な食料品を選ぶ学生
必要な食料品を選ぶ学生

 食料品の値上がりで困っている学生を支援しようと、秋田市雄和の国際教養大で7日、食料品が無料で配られた。大学のプロジェクトに志願した7人の学生ボランティアがアンケートで学生のニーズを調査。交通アクセスの不便なキャンパスでは手に入れにくい新鮮な野菜や果物を中心にそろえた。

 県産の新鮮な野菜や果物のほか、パックご飯やパスタ、レトルト食品など長期間保存できる食品が約230人分用意された学生会館。午前中から昼ごろにかけ、事前に申し込んだ学生や留学生が続々と訪れ、それぞれ必要な品をバッグなどに詰めていった。

 プロジェクトは物価高騰を受け大学の学生課が、学生の視点で本当に必要な支援をしようと有志を募集。4年の卓郁翔(チョウユウシャン)さん(23)=台湾出身=をリーダーに7人が集まり、9月にスタートさせた。

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