地方点描:街の独自性[社会部秋田市担当]
会員向け記事
今年開館した秋田市のあきた芸術劇場ミルハスの設計業者は2017年4月、応募5団体による公開プレゼンテーション審査で決まった。そのプレゼンで、ある応募団体の代表者の男性が話した内容が印象に残っている。
建築家であるその男性は劇場の設計方針を考えるに当たり、県外から秋田市を訪れて街をよく観察したという。秋田空港から市中心部に車で移動する際、目にしたのは幹線道路沿いの大型商業施設やチェーン店ばかりだったとし「似た風景が日本中にある。画一的で無個性で、ここが秋田か別の街か分からなかった」と指摘した。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は会員限定です
(全文 647 文字 / 残り 398 文字)
電子版に会員登録すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 会員向け記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない