【デスクコラム】会議非公開は秋田県の「忖度」?
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今年も新語・流行語大賞の発表が近づいてきた。過去の大賞に選ばれた流行語を振り返ると、さっぱり覚えていないものもある。流行が広がるスピードは増す一方、忘れられるのも速くなっていると感じた。そんな中、2017年の大賞となった「忖度(そんたく)」は、その後も定着したといえるのではないか。
広辞苑によると、忖度とは「他人の心中をおしはかること。推察」。最近、忖度ではないかと思ったのは、JRローカル線の利用促進を巡り、JR東日本や市町村の担当者らが出席する会議を、秋田県が非公開としたことだ。
当初は取材について「冒頭5分間のみ撮影可能」とされていたので、会議は傍聴できると思っていた。ところが、取材は冒頭5分間だけ可能で、残りは非公開とすると訂正された。
県の地域交通対策監に理由を尋ねると、「岩手県も同様の会議を非公開としたから」との回答。
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