コメの収量大幅減「死活問題」と農家 北秋田や五城目、8月記録的大雨で被害

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8月、大雨で冠水した北秋田市坊沢の田んぼ(長崎代表提供)

 8月に秋田県内を襲った記録的な大雨が、コメの生産現場にも影を落としている。河川氾濫によって冠水し、土砂が流入した一部の田んぼでは、例年に比べ収量が大幅に減り5割以上も減少するケースも見られる。収穫を終えた農家からは「品質低下も心配。死活問題だ。あの雨さえなければ」といった声が上がる。

 「出穂期に長い時間冠水し生育が悪かった。10アール当たりの収量が2、3俵分ぐらいしかない田んぼもある。全体で例年の2、3割の収量になりそうだ。ひどいもんだな」

 北秋田市坊沢の水田約30ヘクタールでコメを栽培する農事組合法人緑ヶ丘ファームの長崎成人代表(66)が嘆く。県北部は8月前半に大雨が集中。米代川の支川が氾濫し、川沿いにある同ファームの水田は3回も冠水した。

 長崎代表は、長時間の冠水により稲の受粉がうまくいかなかったり、土砂が入って倒伏したりしたことが収量に影響したとみる。

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