京都・南座、歌舞伎看板客を待つ 年の瀬に向け「まねき上げ」

※写真クリックで拡大表示します
「吉例顔見世興行」を前に、京都・南座で行われた「まねき上げ」=25日午前
「吉例顔見世興行」を前に、京都・南座で行われた「まねき上げ」=25日午前

 京都に年の瀬の訪れを告げる歌舞伎公演「吉例顔見世興行」の開催を前に、出演俳優の名前を書いた看板を京都市東山区の劇場「南座」に掲げる「まねき上げ」の作業が25日、行われた。

 看板は54枚あり、1枚が長さ約1・8メートル、幅約30センチのヒノキ板。南座正面に組んだ足場を使い、作業員数人が片岡仁左衛門さんの看板を持ち上げて設置する様子が報道関係者に公開された。太く丸みを帯びた「勘亭流」という独特の書体でびっしり書き入れており、「劇場の隅々まで客が入るように」との思いが込められている。

 公演は12月4日から25日まで(12日と19日は休演)。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。