外旭川まちづくりの基本構想原案公表 新情報乏しく
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秋田市は24日、策定作業を進めている外旭川まちづくりモデル地区基本構想の原案を公表した。施設配置をこれまでより具体化し、市道(通称・横山金足線)の南側の民有農地に、市の事業パートナーであるイオンタウン(千葉市)が整備する商業・アミューズメント施設を配置するとした。市役所で開いた「まちづくり懇話会」で示した。
横山金足線の北西側の民有農地には温浴施設、農園、レストラン、ホテルなどをそれぞれ置く。北東の民有農地に新スタジアムを配置し、卸売市場は現施設の敷地内で再整備する方針は従来通り。さらに、市場の敷地に余剰地が生じれば、そこに「次世代型福祉施設」や住宅、健康増進施設、学生宿舎などを整備するとした。
市はモデル地区でAI(人工知能)・ICT(情報通信技術)の活用や、起業支援など七つの取り組みを実現したい考え。これまで懇話会や市議会では、この方針や事業内容について「外旭川でやる必要性を感じない」「広域を開発する理由として妥当なモデル性がない」との指摘が相次いでいた。
だがこの日示された原案では、七つの取り組みについて新たな情報や具体化した部分は少なかった。新たに盛り込まれたのは、イオンタウンが提案する商業施設などのイメージ図と、想定延べ床面積や駐車場台数などの情報だった。
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