東北電が32・94%値上げ申請 県内対象家庭は53万件超
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東北電力は24日、国の認可が必要な家庭向けの規制料金について、平均32・94%の値上げを経済産業省に申請した。ロシアのウクライナ侵攻後、申請は大手電力では初めて。経産省の審査を経て、来年4月1日の実施を見込む。秋田県内の対象家庭は53万6802件(10月末現在)。
申請が認められた場合、標準的な家庭(30アンペア、月間使用量260キロワット時)で1カ月当たりの支払額は2717円増の1万1282円となる。値上げ申請は東日本大震災後の2013年以来。当時は被災による経営悪化を理由に11・41%の値上げを申請し、実際には8・94%となった。今回も圧縮される可能性がある。
規制料金の値上げに連動し、家庭向けの自由料金も来年4月分から引き上げると発表。メニューにより3~21%程度の値上げを実施する。
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