特殊詐欺防止、手口知るのが一番! 能代署員がパワポで疑似画面
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秋田県警能代署(菊池茂署長)は、パソコンを使って特殊詐欺の手口を疑似体験してもらい、被害防止につなげる取り組みを始めた。「詐欺被害に遭わないためには、詐欺の手口を知ることが一番重要」と企業での講習会などで実態の周知を図る。
生活安全課の署員が、パワーポイントを駆使して疑似体験できるようにした。9日に能代市の第一生命保険秋田支社能代営業オフィスで開かれた従業員向けの講習会で、初めて活用。従業員の代表がパソコンを操作して疑似体験し、その画面をスクリーンに映し出して参加者全員で手口を共有した。
架空請求詐欺を想定した体験では、従業員がインターネットで怪しいサイトのURLをクリックすると、電話番号が記載された警告画面が表示され、大きな音が鳴り始めた。画面に「この後、あなたはどうしますか」という問いと、「とりあえずフリーダイヤルに電話してみる」「家族とか購入店、警察に聞いてみる」といった選択肢が示された。
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