地方点描:交流の先に[男鹿支局]
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昨年の東京五輪ボート競技に出場したデンマークの選手たちが先日、事前合宿地の大潟村を1年ぶりに訪れた。わずか4日間の短い滞在だったが、村関係者から盛大な歓迎を受け、小中学校を訪れて交流もした。新型コロナウイルスの感染が急拡大していた合宿当時は果たせなかった対面での触れ合いに、双方笑顔が広がっていた。
1年前は五輪本番を控え、徹底した感染対策が敷かれていたのを思い出す。宿泊先のホテルはフロアを貸し切り、選手団の食事会場や通用口は一般客と分離した。村民はボート場でのトレーニングを見学できたが声援は自粛し、遠巻きに眺めて国旗や手を振り、拍手を送るしかできなかった。当然住民との交流事業も大幅に縮小され、子どもたちとのオンラインでのやりとりなどに限られた。
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