県内で音訳ボランティアの減少続く 高齢化の影響
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視覚障害者が読書を楽しめるよう、本を音読してCDなどに収める「音訳」のボランティアが、秋田県内で減少している。音訳した本へのニーズは高く、このまま減少が続けばそうした声に応えられなくなる。ボランティアを養成する県点字図書館(秋田市)の高橋浩文館長(59)は「役割や意義を多くの人に伝え、仲間を増やすため、広報活動に力を入れたい」と話す。
点字図書館によると、音訳ボランティアとして登録する人は10月1日時点で63人。2005年度までは100人を超えていたが、それ以降は減少傾向が続き、昨年度は60人台となった。
養成講座の受講希望者が少ない上に、高齢化により一線を退くボランティアが多いのが大きな理由だ。
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