地方点描:遺品は語る[大曲支局美郷町駐在]

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 数年前、県南に住む曽祖母の弟から戦争の体験談を聞いた。

 中国では機関銃の弾が飛び交う最前線に立ち、終戦後は出征していた南太平洋のニューギニア島から船で帰国したという。「きょう死ぬか、明日死ぬかという場所だった。10人に1人しか帰ってこなかった」

 話を聞いた当時は、淡々と語られる過去が自分の境遇とあまりにかけ離れていて、現実味が湧かなかったような気がする。

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