菅前首相「秋田は脱炭素の柱」 本県沖の洋上風力に期待
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菅義偉前首相(73)=秋田県湯沢市秋ノ宮出身=は、全国に先駆けて本県沖で進む本格的な洋上風力発電事業について「脱炭素化実現の柱となる」と語り、再生可能エネルギー導入のけん引役になることへの期待感を示した。首相退任から1年余りが経過し、東京・永田町の衆院第2議員会館で秋田魁新報の取材に応じた。
菅氏は首相在任中、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを重要政策の一つに掲げた。国は先月までに、洋上風力発電事業を優先的に進める「促進区域」に本県沖の5海域を指定。秋田、能代両港湾では年内にも国内初の大規模な商業運転が始まる見通しだ。
こうした動きを踏まえ「秋田では洋上風力発電事業に勢いが出てきている」と評価。「今後は地元企業が関連部品サプライチェーン(供給網)に参加することで高い経済効果が生まれる。地元人材の雇用や育成、漁業者との共存共栄が大事になる」と述べた。
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