大曲工高生、3次元CAD1級 今回唯一の高校生合格者
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秋田県大仙市の大曲工業高校機械科3年の斉藤渓斗さん(18)=美郷町本堂城回=が、社会人の受験を想定したコンピューターによる設計システム「3次元CAD(キャド)」の検定試験1級に合格した。7月に行われた試験では唯一の高校生合格者で、同校からは5年ぶり3人目。斉藤さんは「難しい試験だったので、とにかくうれしい」と喜ぶ。
試験は前期、後期の年2回実施。平面の設計図を基にパソコンの画面で正確に立体図を表現し、体積や重心の位置、底面積などを問う内容になっている。1級受験者は設計、製図などの実務経験が半年以上ある人が想定され、2級、準1級の合格者が対象となる。
主催するコンピュータ教育振興協会(東京)は「高校での3次元CADの教育は大きな差があり、高校生にはかなりハードルが高い試験」と説明する。
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