30日で閉館し、解体が予定されている秋田市文化会館。「いつもは何気なく見ていた入り口正面の壁面に飾られた芸術作品は、文化会館が解体するとその作品はどうなるのか? すごく気になりました」。音楽会や各種展示会を見によく文化会館に足を運んでいたという秋田市の女性(79)から、こんな声が寄せられた。
1階事務室周辺のエントランススペース。入り口を背にした正面のコインロッカー上に、作品はあった。木製の幾何学模様のパーツが無数に組み合わされ、天井までを覆うように飾られていた。

市文化会館によると、作品に関する詳細な資料は残っていない。大きさは縦2・80メートル、横4・66メートル。作品下部には「光風」というタイトルと、寄贈された日付「昭和59年10月30日」、制作者とみられる「秋田市立美術工芸専門学校」の文字が添えられている。
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