子どもの命どう守る?専門家に聞く 発達段階に応じた工夫を

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 今月、静岡県牧之原市の認定こども園で3歳女児が通園バスに置き去りにされ、熱中症で亡くなった。万が一のときに命を守るため、子どもにはどのようなことを伝えればよいだろうか。危機管理と幼児教育の専門家に聞いた。

日本大の鈴木准教授


 保育士資格を持つ日本大(東京)危機管理学部の鈴木秀洋准教授(危機管理行政法)は、安全管理のためには細やかな確認作業を積み重ねる必要があるとする。

 マニュアルはチェックする人によって受け止め方が異なる場合があり、センサーなどの装置は切り替え時や点検時のエラーが起こり得る。「本来、子どもの自助を強調すべきではない。しかし安全管理に100%はないため、公助・共助とともに自助のための対策を進めざるを得ない」

乗降時シールで確認

 具体策として鈴木准教授が提案するのは、遊びの要素を取り入れて子どもに責任感を持たせる方法。バス出発時や降りる際に隣(前後)の席の子ども同士が必ずあいさつする▽乗る際に番号シールを服に貼り、降りる際に回収する▽「子ども点検車掌」を毎回任命する―などだ。発達段階に応じた工夫が大切という。

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