「生保内東風」の発生条件を解明 大仙市出身の法大名誉教授

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生保内東風に関する論文を書いた佐藤さん=埼玉県新座市の自宅
生保内東風に関する論文を書いた佐藤さん=埼玉県新座市の自宅

 「吹けや生保内東風(だし) 七日も八日も吹けば宝風―」。秋田県仙北市田沢湖生保内に伝わる民謡「生保内節」でこう歌われる東風について調べ、論文をまとめた人がいる。大仙市出身で気候学を専門とする法政大学名誉教授の佐藤典人さん(75)=埼玉県新座市。気候学的視点から生保内に東寄りの風をもたらす気圧配置などを明らかにした。

 佐藤さんは横手高から法大文学部地理学科に進み、大学院で博士号(地理学)を取得。母校の講師や助教授を経て1986年から31年間教授を務めた。名誉教授となってからも国内外の気候について研究を続けている。

 生保内節は奥羽山脈から吹き下ろす東風の恵みを歌った民謡。歌詞に「宝風」とあるように、暖かく乾燥した風は雪解けやイネの生育を促し、収穫物の乾燥を助けるなど生保内地域の農業に恩恵をもたらしてきた。

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