100キロマラソン、さまざまな思い胸に あす25日号砲

連載:疾走30回の道 秋田内陸100キロマラソン
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手でハートの形を作ってゴールする谷本さん夫妻=2015年(大会実行委員会提供)
手でハートの形を作ってゴールする谷本さん夫妻=2015年(大会実行委員会提供)

 宮城県石巻市の大須美律子さん(59)は、東日本大震災が起きた2011年の第21回大会から100キロの部に連続出場している。

 各地でマラソン大会に出場していた大須さん。11年に「そろそろ100キロにも挑戦しよう」と考え、それまで50キロの部に出場していた100キロチャレンジマラソンでも初出走することを決めた。

 その直後に震災が発生。石巻市の保健師である大須さんは、避難所支援に奔走した。被災した自宅にもほとんど戻ることができず、ほぼ毎日続けていた練習もままならなくなり、一時はこの年に100キロに挑戦するのは諦めた。

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