台風14号、県内で建物被害や停電発生 今後も強風に注意を

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強風で剥がれた屋根を固定する消防隊員=20日午前8時35分ごろ、男鹿市北浦野村
強風で剥がれた屋根を固定する消防隊員=20日午前8時35分ごろ、男鹿市北浦野村

 台風14号は20日早朝に本県に最接近し、県内は未明から強い風雨に見舞われた。由利本荘市の70代女性が風にあおられ転倒し軽傷を負ったほか、各地で建物の屋根がはがれる被害や停電が発生。交通機関も乱れた。

 秋田地方気象台によると、20日午後2時までの最大瞬間風速は秋田市22・3メートル、八峰町八森18・7メートル、能代市18・5メートル、大潟村18・3メートルなど。同午前10時半までの24時間降水量は、鹿角市八幡平52・5ミリ、八峰町八森50ミリ、北秋田市脇神と五城目町で44・5ミリに達した。

 横手、湯沢両市は自主避難所を開設し、それぞれ1人、4人が一時、身を寄せた。由利本荘市川口では午前5時45分ごろ、ごみ出しをしようとしていた70代女性が風にあおられて転び、顔や膝を擦りむく軽傷を負った。

 県総合防災課によると、建物被害は3件発生。男鹿市北浦野村では午前7時半ごろ、空き家の屋根が約120平方メートルにわたりはがれ、消防署員がロープで固定する措置を取った。秋田市南通と太平山谷でも住宅や空き家の屋根が一部はがれる被害があった。

 農業関係では、男鹿市五里合中石のナシ畑で収穫前のナシが落下した。詳細は調査中だが、JA秋田なまはげは「被害はそれほど大きくなさそうだ」としている。

 東北電力ネットワーク秋田支社によると、倒木の影響で男鹿市野石の272戸が一時停電した。

 県教育委員会と各市町村教委によると、安全確保のため県立高校9校と特別支援学校2校、6市町村の27小学校と14中学校が休校や始業時間を遅らせる対応を取った。

 JR秋田支社は8月の大雨による運休区間を除いた羽越、五能、花輪の各線で、特急と普通列車上下計17本を運休、区間運休した。空の便は日本航空の伊丹―秋田の1便が欠航した。

鉄道は遅れや運休が出ています

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