夏の風物詩・鹿島流しを訪ねる(6)川と共に生きる 大保[大仙市] 新あきたよもやま

連載:小松和彦コラム 新あきたよもやま
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船頭の町


人形道祖神と鹿島流しの分布を見ていくと、特定の川の流域に「密」になっていることが多い。鹿島流しが特に盛んなのは、秋田県内陸南部の雄物川の中流域だが、河口近くの秋田市新屋、勝平地区でも行われている。河川は農業や生活に不可欠なだけでなく、物資の輸送や人々の往来にも使われるため、その流域に一つの文化圏を形成するのに十分な機能をもった存在なのだ。

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