悩みや思いを分かち合う大切な居場所「ユックリン」 開設15年目

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ユックリンに集まり会話する利用者ら
ユックリンに集まり会話する利用者ら

 秋田市中通の交流施設「ユックリン」が、開設から15年目を迎えた。精神障害を抱える人、孤立しがちな人…。心の病などに悩む人たちが集い、悩みや思いを分かち合ってきた。新型コロナウイルス感染拡大で利用者は減っているが、訪れる人たちは「大切な居場所」と声をそろえる。

 先月下旬、ユックリンで利用者やボランティアらが机を囲んでいた。自らの病気について、家族が亡くなったこと―。それぞれが思いを口にする。

 幼い頃から保護者に暴力を受けていたという利用者の1人が、「親に大事にされた経験がない」と打ち明けた。「重い雰囲気にしてごめんなさい」と謝ると、周囲は「話してくれたから、みんなも自分のことを話せるんだよ」と応じた。この利用者は「ここでしか、こんな話はできない。重い話をしても変わらずに迎え入れてくれる」と語る。

 ユックリンは秋田市中通3の3の33、フォレント中通3丁目2階。開所日は毎週月、水、金曜日と第1、3、5週の土曜日。午前10時~午後3時。

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