「経営哲学と手法を確立」 稲盛氏死去で京セラ会長

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インタビューに答える京セラ会長時代の稲盛和夫さん=1992年2月
インタビューに答える京セラ会長時代の稲盛和夫さん=1992年2月

 京セラ名誉会長の稲盛和夫氏の死去を受け、同社の山口悟郎会長は30日、コメントを発表した。「27歳の若さで創業し、『人間として何が正しいのか』の判断基準のもと、経営哲学『京セラフィロソフィ』を確立した。経営手法『アメーバ経営』をもって、売り上げ2兆円に迫る企業に成長発展させた」と功績をたたえた。

 さらに「稲盛の遺志を継承する私どもは、経営理念にうたう『全従業員の物心両面の幸福の追求』を推進していく」と決意を述べた。

 同社の谷本秀夫社長もコメントを出した。「短い間だったが、稲盛から直接指導を受けることができ、大きな財産となった」と謝意を示した。

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