終戦77年・二つの戦禍(4)歴史を学ぶ大学生 武力衝突避けるすべは…

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 「戦争を学ぶ、そのこと自体に意義があると思っている」。秋田大教育文化学部4年の丹波望さん(23)は、中学校社会科での戦争学習をテーマに卒業研究に取り組む。

授業を受ける稲村さん。公民科教育が重要と話す

 題材はインターネット上で公開されている戦争体験者の証言映像。放送局や沖縄県平和祈念資料館、広島平和記念資料館がアーカイブした膨大な語りを分析し、学校教育での活用法を検討している。

 証言映像からは、体験した人にしか語れない内容に衝撃を受けてきた。「元兵士が上官に命じられ、捕虜に銃剣を突き刺す訓練をしたという話はショックだった。つらそうな表情は多くのことを訴えかけていた」。自分の想像が及ばない話を聞くたびに、戦争を巡るあらゆる体験、その心理を知る重要性を痛感した。

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