県内大雨ピークを越える 地盤に緩み、引き続き土砂災害注意

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倒木によりふさがれた北秋田市の県道=16日午前9時半ごろ
倒木によりふさがれた北秋田市の県道=16日午前9時半ごろ

 前線や低気圧の影響で秋田県内は大気の状態が非常に不安定となり、16日も各地で断続的に強い雨が降った。倒木などによる通行止めが発生。けが人はいなかった。大雨はピークを越えたが、ここ数日の雨で地盤が緩んでいる場所があるとして、秋田地方気象台は土砂災害への注意を呼び掛けている。17日は天候が回復し、日中は高気圧に覆われて晴れる見込み。

 倒木で北秋田市の国道105号や県道が一時通行止めとなったほか、秋田市河辺では太陽光発電の送電設備が傾いて電線が垂れ下がり、市道が通行止め。五城目町富津内の国道285号は15日から片側通行が続いている。

 土砂崩れで12日夜から通行止めだった東北自動車道・小坂インターチェンジ(IC)―碇ケ関IC(青森県)の上下線は通行可能になった。15日に通行止めとなった仙北市田沢湖の国道341号、長者の館から新玉川温泉までの約9・5キロも規制が解除された。

 秋田市によると雄和地域で15日夜、住家4棟で床下浸水したとの被害報告があった。由利本荘市によると16日午前、同市町村(まちむら)の民家で、裏山が崩れて土砂が敷地内に流入。住人は無事で、家屋にも大きな被害はなかった。

 秋田地方気象台によると、降り始め(15日午前9時)から16日午後4時までの降水量は、大館市陣場145ミリ、北秋田市比立内137ミリ、秋田市仁別130・5ミリ、仙北市桧木内126ミリなど。最大1時間降水量は、秋田市仁別47ミリ、由利本荘市矢島34ミリ、にかほ市24・5ミリなど。

 各地で風も強まった。最大瞬間風速は秋田市で24・5メートルを記録。鹿角市湯瀬21・1メートル、由利本荘市本荘21メートル、大仙市大曲19・2メートルとなり、この3地点は8月の観測史上最大となった。

 秋田、由利本荘、大仙、にかほ、仙北、五城目の6市町に土砂災害警戒情報が発表されたほか、秋田市の新城川が氾濫危険水位に達した。

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