終戦77年・二つの戦禍(2)引き揚げ経験者 「憎しみの連鎖防いで」
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母に手を引かれ国境へと向かう小さな背中、再会を誓い合い号泣する父と子―。
秋田市寺内の岩谷輝雄さん(80)は、ロシアによる侵攻で家族と引き裂かれ、生活の場を追われるウクライナの子どもたちが「自分と重なって見えた」と話す。

先の大戦時、岩谷さんは朝鮮半島からの引き揚げを経験した。当時は3歳で記憶は断片的だが、終戦間際に召集された父充昌さんと別れ、弟を身ごもっていた母アイさんに連れられて日本に向かった道程を覚えている。
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