あの日の六郷飛行場(下)疎開先で家族の死知る 茶わんの破片、遺骨代わり

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戦時中の様子を語る畠山さん

 秋田県北秋田市川井の畠山喬さん(90)は、「えんぴつ四季」を読み昔を思い出して書いたという文章「まぼろしの六郷飛行場」を寄せてくれた。そこには戦時中の美郷町六郷の記憶と共に、空襲で亡くなった家族への思いが書かれていた。

 現在の東京都江東区で生まれ育った畠山さんは1944年9月、家族と離れ、1人で父親の実家があった六郷に疎開した。当時13歳。長男と違い家を継がなくていい次男坊で、年齢もちょうどいいという理由だった。翌45年4月に大曲農業学校(現大曲農高)に入学。学業もそこそこに、近隣の農家に泊まり込みで田植えを手伝った。

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