9日からの大雨、建物被害35棟 12日以降も大雨の予想

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秋田県庁(資料写真)
秋田県庁(資料写真)

 9日からの秋田県北部を中心とした記録的な大雨について、県は11日時点の被害状況をまとめた。建物被害は住家、非住家合わせて35棟。農林水産関係では、6市町村で農地や鶏舎などの冠水、浸水被害があった。人的被害はなかった。調査は継続しており、今後さらに被害は増える見通し。

 同日午後3時現在、大雨の影響による建物被害は、三種町や能代市など7市町村で一部破損が1棟、床上浸水が3棟、床下浸水が23棟。非住家の浸水が8棟あった。

 農林水産関係では正午現在、パイプハウス鶏舎の浸水や冠水被害が北秋田市で1棟、上小阿仁村で4棟。比内地鶏など計約2千羽も被害を受けたとみられる。大潟村の大豆約300ヘクタールや、三種町の水稲約80ヘクタールなど農地の冠水、浸水被害も確認された。鹿角市では放牧場へ通じる林道で土砂崩れが発生。車両が通行できず、放牧している牛約100頭の状況が分かっていない。

 県管理河川では、三種川(三種町)が森岳字山口付近から上岩川字落合付近までの約14キロの区間で氾濫したほか、羽根山沢川(北秋田市)も李岱羽立付近で氾濫し、道路への越水で一時10戸が孤立した。藤里町や能代市、三種町などの県管理道路は正午現在、土砂流出などのため、7路線の7カ所で全面通行止めとなっている。

 12日以降も激しい雨が予想され、さらなる被害拡大のおそれがあるため、県は11日朝、10日に設置した県災害対策部を災害対策本部(本部長・佐竹敬久知事)に格上げ。11日に会議を開き、今後の気象状況や被害状況を確認した。会議後、佐竹知事は「気象情報や市町村が発表する避難情報に十分注意していただき、早めの避難行動を心がけてほしい」と注意を呼びかけた。

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