八森で観測史上最大の1日雨量記録 10日夕方まで警戒

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大雨の影響で増水した八峰町八森の泊川=9日午後0時40分ごろ
大雨の影響で増水した八峰町八森の泊川=9日午後0時40分ごろ

 秋田県内は9日、北日本に停滞する前線の影響により県北で非常に激しい雨が降った。八峰町八森では9日の降水量が午後9時時点で157・5ミリとなり、1日の雨量として観測史上最大を記録。10日も前線が停滞し、雷を伴う非常に激しい雨が降る所がある見込み。秋田地方気象台は土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけている。

 10日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で200ミリ。断続的に激しい雨が降り、総雨量が多くなる見込み。気象台は竜巻などの激しい突風や落雷などにも注意するよう求めている。

 9日は八峰町で午前、1時間降水量が55・5ミリに上った。町は観海地区と岩館地区に避難指示を出し、町文化交流センターファガスなど2カ所に避難所を開設。午後8時半時点で5世帯8人が避難している。

 ファガスに避難した70代女性は「朝から雲がかかり、夕方のような暗さが不気味だった。今後も雨の予報なのでどうなるのか心配」と話した。

 八森地区では住宅1棟が床下浸水したほか、町道が冠水し、約7時間半にわたって通行止めとなるなどした。

 このほか、小坂町十和田湖滝ノ沢の国道454号では土砂崩れが発生し、青森県境までの4・1キロが通行止めに。鹿角市では花輪地区と十和田末広地区を結ぶ農道で複数の倒木が確認され、約7キロにわたり通行止めとなった。

 小坂町や藤里町、五城目町では町全域や一部地区に高齢者等避難を発令。3日に記録的大雨に見舞われた大館市が自主避難所3カ所を設置するなど、各地で避難所や自主避難所が開設され、住民が身を寄せた。

 県と秋田地方気象台は9日午後10時時点で、八峰町、藤里町、大館市に土砂災害警戒情報を発表している。


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